ナノ・プラネット | NO Honey or Darlin’-net

ナノ・プラネット

季節風は君だけを乗せて
僕は唯片時もこの平野に

陽が溶け落ち
星屑の天幕の下

夜が染み抜け
注がれた朝の下

次の季節風をひとりで受け止めたとて
この街のなかで僕はかならず再び落ちる

どんな涙や怒号の後でも
愛が寄り添うのは生まれる前からの決まり事


この小さな惑星のなかで